一橙提げて暗夜を行く

脳内から放出したいことをそのままに。

カテゴリ: 社会経済

「炎上」案件のようだ。
東京都武蔵野市にあるセブン-イレブン店舗が、風邪で休んだアルバイトの女子高生(16)に、代わりを探さなかったことを理由として、実際に働いた5日間のアルバイト代2万3375円から休んだ時間(計10時間)のバイト代に相当する9350円を差し引いていたことが31日、分かった。
Sankei Biz
記事によると、店では、休む際には代わりの人を探さないとペナルティーを科すというルールを設けていた。風邪で2日間シフトを休んだ女子高生がもらった給与明細には、実際に働いた25時間分の額面金額が記載されていたものの、15時間分のバイト代しかなく、「ペナルティ」「¥9,350」と書かれた付せんが貼られていたとのことである。
明らかな労基法違反なので炎上しているわけだが、このオーナーはこれが「初犯」だろうか。もし過去に同様の事例が発生した際に「ペナルティ」としてお金を徴収していたとしたら、どういう経理処理がされているのか気になるところ。まさかポケットにしまい込むということはないと思うが、労基法に反する行為を行っているようなオーナーであればこそ、当然疑念はわく。

学生のころ私もコンビニでバイトしていたが理不尽な「ペナルティ」があった。釣銭が合わなかった際には、有無を言わせずシフトに入っているバイト全員が「罰金」としてその責を負うという無茶苦茶なルールだ。バイトに重過失を問うのであれば、録画してあるカメラで確認するなどした上で、その本人に直接損害賠償請求をするべき話である。
学生に限らずバイトの力はオーナーに比べて圧倒的に弱いので、理不尽で違法な要求であっても断りにくい。この構造は不変なので、こうした案件は今後もなくならないだろう。


ナウル共和国。太平洋に浮かぶ国土面積がわずか21km²の独立国家である。バチカン、モナコに次ぐミニ国家で人口も1万人程度しかいない。この国がたどった歴史はまるで寓話のようによくできたストーリーであり、作り話のように思える。
全国民へのベーシックインカム支給、税金は無料、電気代、病院代も無料、結婚すれば新居を国が与えてくれる。加えて、国民所得はアメリカを凌ぎ世界トップレベル。
しかし繁栄の絶頂からの急転落。富、文化、環境を失い、生活は石器時代に戻ろうとしている。この本で語られるナウルの物語は寓話でも何でもなく実話だ。現代における史上最大の破綻国として、この小さな共和国は名を残すことになった。続きを読む

実家に帰省したときに、大学生のいとこから就職相談のようなものを受けた。
今一回生なので切羽詰まった話ではないが、就職活動のやり方とか何を勉強すればいいのか、とかそんな話だ。
親戚や近い人には、とりあえず「そこそこ歴史のある大企業を目指せば」と言っている。中小企業と比べると給与もそこそこ高いし福利厚生も充実しているので、「衣食足りる」生活はまず保障される。
夢も希望もないと言えばそれまでだが、「中小企業でスキルを磨け」とか「起業してみれば」とか「会社は2年で辞めていい」などと無責任なことは言えない。
私のまわりにも転職を繰り返す人がいるが、転職しても待遇は良くても現状維持でだいたい悪くなっている。一度辞めてしまうとこうした「負のスパイラル」に嵌ってしまう可能性が高くなる。少なくとも、日本においては。続きを読む

副業ネタが続いたので、最後に税金面の取り扱いについてまとめてみる。
副業「原則ダメ」→「原則容認」へ?
副業で天下を取った小椋佳の凄さ

副業は税制面から考えれば次の三種類のケースが多いと思う
1:本業+掛け持ちでパートやバイトを行うケース
2:本業+単発的な仕事を行うケース(非継続事業)
3:本業+継続的な仕事を営むケース(継続事業)
同じ「副業」でも税金面では取扱いが違ってくるので注意が必要。続きを読む

先日、副業「原則ダメ」→「原則容認」へ?という記事を書いた。政府が旗振り役となり多くの企業で禁止している兼業・副業を認めていこうというものだ。

会社員の兼業を考えるとき、いつも頭に浮かぶのは小椋佳さんだ。
日本勧業銀行の銀行員として勤務しながら、作詞作曲活動に取り組み、30歳のとき『シクラメンのかほり』で日本レコード大賞を受賞。その後も副業活動で数多くの名曲を生み出し、コンサート活動も行っている。
副業で有名になっても本業で手を抜かず、証券部証券企画次長や浜松支店長を歴任し辣腕を振るっている。浜松支店長時には、支店として60年ぶりの業績表彰・事務優良表彰を受賞したスーパー社員である。
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